Docker Build Cloud のセットアップ

Docker Build Cloud を使用する前に、ビルダーをローカル環境に追加する必要があります。

前提条件

Docker Build Cloud を始めるには、以下が必要です：

Docker Desktop バージョン 4.26.0 以降をダウンロードしてインストールする。
Docker Build Cloud ダッシュボードで Docker Build Cloud のサブスクリプションに登録する。

Docker Desktop を使用せずに Docker Build Cloud を使用する

Docker Desktop を使用せずに Docker Build Cloud を利用する場合、Docker Build Cloud（cloud ドライバー）をサポートする Buildx のバージョンをダウンロードしてインストールする必要があります。互換性のある Buildx バイナリは、このリポジトリのリリースページで見つけることができます。

docker compose build コマンドを使用して Docker Build Cloud でビルドを行う予定の場合は、Docker Build Cloud をサポートする Docker Compose のバージョンも必要です。互換性のある Docker Compose バイナリは、このリポジトリのリリースページで見つけることができます。

手順

CLI を使用して docker buildx create コマンドでビルダーを追加するか、Docker Desktop の設定 GUI を使用してビルダーを追加できます。

CLI

Docker アカウントにサインインします。


$ docker login

クラウドビルダーエンドポイントを追加します。


$ docker buildx create --driver cloud <ORG>/<BUILDER_NAME>

ORG を Docker Hub の組織ネームスペースに置き換えてください。

これにより、cloud-ORG-BUILDER_NAME という名前のビルダーが作成されます。

このビルダーは、linux/amd64 と linux/arm64 アーキテクチャをネイティブにサポートしています。これにより、マルチプラットフォームイメージをネイティブにビルドするための高性能なビルドクラスターを利用できます。

次のステップ

Docker Build Cloud を使ったビルドのセクションで、Docker Build Cloud の使用方法の例をご覧ください。
CIで Docker Build Cloud を使用するで、CI システムで Docker Build Cloud を使用する例をご覧ください。