Docker ScoutをSlackと連携する
Docker ScoutをSlackと統合することで、SlackのWebhookを作成し、Docker Scoutダッシュボードに追加できます。これにより、新しい脆弱性が公開され、その脆弱性が1つ以上のイメージに影響を与えた場合に通知を受け取ることができます。
仕組み
連携を設定すると、Docker Scout はリポジトリのポリシーコンプライアンスや脆弱性の露出に関する変更を、Webhook に関連付けられたSlackチャンネルに通知します。
通知は、各リポジトリの「最後にプッシュされた」イメージタグに対してのみトリガーされます。「最後にプッシュされた」とは、レジストリに最後にプッシュされ、Docker Scoutによって分析されたイメージタグを指します。最後にプッシュされたイメージが新しく公開されたCVEの影響を受けていない場合、通知はトリガーされません。
Docker Scoutの通知についての詳細は、通知設定をご覧ください。
設定方法
Slack 連携を追加する手順は次のとおりです。
- Webhookを作成します。詳細は Slack ドキュメントをご覧ください。
- Docker Scout ダッシュボードの Slack 連携ページに移動します。
- How to integrate セクションで、Configuration name を入力します。Docker Scout は、このラベルを連携の表示名として使用するため、デフォルト名を変更して、
#チャンネル名
や、この設定が属するチーム名など、より意味のある名前にすることをお勧めします。 - 作成した Webhook を Slack Webhook フィールドに貼り付けます。 Test webhook ボタンを選択すると、接続を確認できます。Docker Scout は、指定した Webhook にテストメッセージを送信します。
- すべての Scout 対応イメージリポジトリの通知を有効にするか、通知を送信するリポジトリ名を入力するかを選択します。
- 連携を有効にする準備ができたら、Create を選択します。
Webhook を作成すると、Docker Scout は Webhook に関連付けられた Slack チャンネルに通知を送信し始めます。
Slack連携を削除する
Slack連携を削除する手順は次のとおりです。
- Docker Scout ダッシュボードの Slack 連携ページに移動します。
- 削除したい連携の Remove アイコンを選択します。
- 確認ダイアログで再度 Remove を選択して確認します。