ポリシーの設定
一部のポリシータイプは設定可能です。これにより、そのポリシータイプに対して独自の設定パラメータを持つ新しいカスタマイズバージョンを作成できます。また、一時的に無視したい場合はポリシーを無効にすることができ、必要に応じてポリシーを完全に削除することもできます。
ポリシーを削除またはカスタマイズすると、デフォルトのポリシー設定に対する過去の評価結果は削除されます。
ポリシーを追加する
新しいポリシーを追加するには、カスタマイズしたいポリシータイプを選択します。すべてのカスタムポリシーは、ベースとしてポリシータイプを使用します。
新しいポリシーの表示名や説明を編集して、ポリシーの準拠・非準拠状態をよりわかりやすく伝えることができます。ポリシータイプの名前自体は変更できず、表示名のみ変更可能です。
ポリシーで利用できる設定パラメータは、編集対象のポリシータイプによって異なります。詳細については、ポリシータイプを参照してください。
ポリシーを追加する手順:
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Docker Scout ダッシュボードのポリシーページに移動します。
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Add policy ボタンを選択して、ポリシー設定画面を開きます。
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ポリシー設定画面で、設定したいポリシータイプを見つけ、Configure を選択してポリシー設定ページを開きます。
- Configure ボタンがグレー表示されている場合は、現在のポリシーに設定可能なパラメータがありません。
- ボタンが Integrate と表示されている場合は、ポリシーを有効化する前にセットアップが必要です。Integrate を選択すると、統合のセットアップガイドに移動します。
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ポリシーのパラメータを更新します。
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変更を保存します:
- Save policy を選択すると、変更が反映され、現在の組織に対してポリシーが有効になります。
- Save and disable を選択すると、ポリシーを無効化したまま設定内容が保存されます。
ポリシーを編集する
ポリシーを編集すると、設定をゼロから作成することなく変更できます。これは、要件や組織のコンプライアンス目標の変更に応じてポリシーパラメータを調整する際に便利です。
ポリシーを編集する手順:
- Docker Scout ダッシュボードのポリシーページに移動します。
- 編集したいポリシーを選択します。
- Edit ボタンを選択します。
- ポリシーのパラメータを更新します。
- 変更を保存します。
ポリシーを無効化する
ポリシーを無効化すると、そのポリシーに対する評価結果は非表示となり、Docker Scout ダッシュボードや CLI に表示されなくなります。ポリシーを無効化しても過去の評価結果は削除されません。そのため、再度ポリシーを有効化した際には以前の評価結果が再び表示されます。
ポリシーを無効化する手順:
- Docker Scout ダッシュボードのポリシーページに移動します。
- 無効化したいポリシーを選択します。
- Disable ボタンを選択します。
ポリシーを削除する
ポリシーを削除すると、そのポリシーの評価結果も削除され、Docker Scout ダッシュボードや CLI に表示されなくなります。
ポリシーを削除する手順:
- Docker Scout ダッシュボードのポリシーページに移動します。
- 削除したいポリシーを選択します。
- Delete ボタンを選択します。
削除したポリシーの復元
ポリシーを削除した場合は、ポリシーの追加の手順に従って再作成できます。ポリシー設定画面で、再作成したい削除済みのポリシーで Configure を選択します。